みなさん、普段パソコンを操作している時にマウスとキーボードの使う比率はどれぐらいですか？ 9：1又は８：２ぐらいでマウスの方が圧倒的に多いのではないでしょうか？この比率を少しづつ逆転させ キーボードを使う比率を上げてみませんか？ 　キーボードで操作をする利点は、マウスより速く正確に実行できる事や目への負担軽減・ノートパソコンを 利用時の、タッチパット利用によるストレス軽減などがあげられます。 　マウスで色々な操作をする場合、実行するまでにいくつかの段階を踏みます。 　1.クリックするアイコンを目で確認する 　2.ポインタをアイコンにあわせる 　3.クリックする と、いった段階を踏むわけですがアイコンが小さい場合（最小・最大・閉じるのアイコンなど）等はアイコンに ポインタをあわせるのに時間がかかってしまう場合があります。また、マウスやマウスパットにホコリなどが ある場合、ポインタ自体が思うように動かず、時間がかかるといった場合などもあります。 キーボードでの操作のほうは、そういった事はありません。操作に慣れるまで手間どることはありますが 慣れれば、マウスよりも遥かに速く・正確に、そして快適に操作をする事が出来ます。 　では、実際にマウスとキーボードを使い同じ行為での操作方法を比べてみたいと思います。 「戻る」・「更新」といった行為をマウスで行う場合には２つの方法があります。１つは画面上部にある 「戻る」・「更新」のアイコンをクリックする。２つ目は画面上でマウスを右クリックし、 「前に戻る」・「最新の情報に更新」をクリックする方法です。一方キーボードの方は「戻る」は 「Alt＋←」又は「Back space」で実行する事ができます。「更新」の方は「F５」で実行可能です。 他の行為も、上記のように簡単にキーボードで操作をする事が出来ます。 みなさんが想像していたよりも簡単に、キーボードで操作することが可能だという事が わかってもらえたのではないでしょうか？ 　ショートカットを利用するにあたり重要となるが、ファイル（F）や編集（E）などの横についている 括弧の中のアルファベットです。画面上部にあるこれらのものは「Alt」を押した後にそれぞれに対応している アルファベットを押す事により、開くことが出来ます。試しに「Alt」＋Eを押して編集を開いてみてください。 ファイルを開くと、それぞれに対応したアルファベットが括弧内に記されていると思います。 この対応したアルファベットを押すことで、実行する事ができます。 （矢印で項目を選択し、Enterで実行する事も出来ます。） また、アルファベットの他に「Ctrl＋A」などど記されているものあると思います。 実はこのキーを押すことでも実行する事が可能なのです。 　お小遣い系などのサイトや懸賞時の住所などの記入の際に 役に立つショートカットをいくつか紹介したいと思います。名から姓の欄など、欄から欄への移動では 「Tab」キーが役に立ちます、１度キーを押すことにより移動します。 また、前の欄に戻る際には「Shift＋Tab」で戻る事が出来ます。 興味のあるジャンルへのチェックの際にも「Tab」で移動し「スペースキー」でチェックを入れたり はずしたりする事が出来ます。サイトによっては「Tab」ではなく、矢印で移動するものもあります。 　タイピングソフトでタイプの速度・正確性を上げ、実際の場面でショートカットを使用して覚えていけば、 今までよりも数段アップした快適さを、味わう事が出来ると思います。マウスをまったく使わずに キーボードのみにするのではなく、少しづつキーボードを使う比率を増やしていくのがいいと思います。 　次回は、ショートカット「一覧」編と題し様々なショートカットを紹介したいと思います。 そして、ショートカット「実践」編で実際の場面での利用法・覚えかたや日々利用しているサイト等を使い 詳しく紹介していきたいと思います。 　※ここで紹介する方法は、Windowsでのものとなります。他のOSでの操作方法などには対応していません。

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